Megumilosophy Creation

劇団おおざっぱ!シリーズ完結編公演日

ふっと気づいたら師走ですよ、師走。
光陰矢のごとしとは良く言ったもんだ。月日の経つのは早いねぃ……。

実はあたくし、10月後半から今日までにかけての言動の記憶が、あまり無かったりします……。
なんつ〜か、色々精神的ダメージがでかすぎる出来事が多すぎて、どうも思考停止してたようで。
美味しいもんを食べた時の記憶だけはなんとかあるって、どうよ、自分?
てか、それをこんなとこでばらしてるネタ師人生まっしぐらっぽい自分っていうのは、ほんと、どうなのよ??

ま、まぁ……それはおいておいて。

今月もまた、所属劇団の定期公演日がやって来たのだけど、今回はいつも以上に、ものすっっっっっごく大事な公演なんです。
というのは。
今回の公演をもって、我が劇団の創設者 兼 脚本家 兼 演出家 兼 ウェブサイト作成・管理・システム責任者 兼 雑用係(笑) の 主宰・かじぃが、RO隠居ということになりまして。
すなわち、今回の公演が、主宰かじぃ率いる劇団おおざっぱ!の最終公演となるわけ。

んで。
主宰のRO隠居後の劇団が存続するか否かに関しては、かじぃさん自身はどうしたいと思っているかを団員に投げたってだけで、まだ決定はされてないので、あえて、『劇団の最終公演』 とは書かずに、『主宰・かじぃ率いる……』 と書いたんだけど。
ぶっちゃけ、上記にあげた肩書きを見てもらうだけで一目瞭然なように、『主宰あっての劇団おおざっぱ!』 ってか、『かじぃ=劇団おおざっぱ!』 と言っても過言では無い状態なんだよね。
でもって、うちの団員達は、『なにより、かじぃがいるからここにいる』 って人達ばっかだと思ってるし、実際、「今後どうしたい?」 という主宰の問いかけに出始めている回答は、やはりそうゆうものばかりで。
てことは、やっぱり、かじぃさん抜きでは、『劇団おおざっぱ!』 は 『劇団おおざっぱ!』 じゃない……。

この一年、いろんなことがあったけど、私は劇団おおざっぱ!の一員になれて良かったって、心底思ってる。
主宰を始め、団員全員、個々に敬愛する部分が様々あって、本当に良い勉強をさせてもらったし、何より皆が大好きで、ある意味、いつの間にか、自分にとって無くてはならない仲間になってた。

でも、それとこれとは話が違うから。

劇団おおざっぱ!は、今回の公演を持って活動を終了させる…って言っても、かじぃさんがその名前と組織をしっかり握っていてくれさえすれば、『あくまで、ROでの活動は終了』 ってだけのことにできる、と、思ってる。
実際、おおざっぱ!の名の下でのネットラジオは継続されるわけだし、ね。

そこまで冷静に自分の思考を纏め、把握できてるのに、何をこんなに緊張して落ち着かないのか。

もちろん、公演前の集中からくる緊張と軽い興奮状態ってのは、ある。
実はこの一年、芝居というより、慣れない操作やら “ラグ” (=ネットワークが重くて、キャラクターの動きやらスキル効果の発生が遅くなったり、下手するとフリーズしたりする状態) やらに気をとられることが多くて、そうゆう意味では、公演前の緊張って、今みたいな感じじゃなかったんだよね。
役に陶酔すればするほど、操作ミスやらが不安になるから緊張する、みたいな、RO芝居やる前の私が知ってた緊張とは、全然別物で(苦笑)
でも、今日のは、本当に生粋の役者としての公演前の緊張と興奮状態ですねぃw

じゃあ、なぜ?

それはやっぱり、幾ら次へのステップアップのためだって分かってるとはいえ……いや、だからこそ、だ。区切りである大事な公演だからこそ、ってことはあると思う。
でも、それだけじゃない。

私は、この劇団では、3つ役を頂いて演じてきてて、そのうちの2つが 『男』 。
その中でも、今日演じることになってる 『シン』 という役は、まだ数回だけの新しいものだったけど、実は、脚本から番外編を考えついて遊んでた私のその話を凄く気に入ってくれたかじぃさんが、恐れ多くも本編に取り込んでくれたキャラクターで。
私が考えていたキャラ設定や背景設定を、そのまま取り込んでもらってる分、思い入れが半端無かったりする。

「時間が足りない分、団員さえ謎に思ってる部分が多いままで終るな。仕方ないとはいえ、すまんな」
かじぃさんがRO引退を決意した直後に言われたこの台詞に、思わず泣いた……。
間違って取って欲しくないんだけど、悔しいとかそんなんじゃ無くて、自分が描いたキャラを、自分が惚れ込んだ世界に入れてもらえただけでなく、その世界を作り上げた作者にそこまで気に入ってもらえたってことに、泣けたんだよね。
その上、本当に私のイメージを良く把握してくれて、今回、この最終話の凄く重要なシーンで、良い台詞を言わせてもらってる……。

だから。

その 『シン』 を演じれるのはこれが最後で、それこそ宝塚もどきがOKな劇団でも無い限り不可能なんだわって思ったら……。
緊張……というより、泣けてきた……。
きっと、公演後の舞台挨拶では、号泣してると思う……まいったな……(苦笑)

そんなこんなで。

今日…いや、実質的には、私にとっては明朝が本番だけど、今朝のリハーサルの時点から……じゃないな、脚本が仕上がった時点から続いてる想いだったりする、とにかくいろんな意味で、感慨深い日です。
団員の多くの人達よりは短い日々だったけれど、一年、自分なりに一生懸命突っ走って来たから。
真剣に突っ走って来たからこそ、私にとっても、この日、この区切りは、かなり……色々複雑で、感慨深い。

ただ、今は。
後悔の無い様に、走りきるだけ……。

どうか、見守ってやってください。
そして、可能だったら、是非、観に来てやってください…私達の、次のステージに進むために引く、終幕を。

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